2024年5月11日(土)に開催された剣道七段審査会(於:名古屋市枇杷島スポーツセンター)において、都田剣友会の前田 直人先生、川﨑 真吾先生が、七段に合格されました。おめでとうございます。
以下の通り、前田先生、川﨑先生からコメントをいただきましたので、紹介します。
前田先生
「この度5/11(土)の剣道七段審査会(愛知県開催)において幸運にも及第点を頂くことができました。これもひとえに都田剣友会始め、都筑区の先生方ならびに剣兄各位の御指導の賜物と心より感謝申し上げます。
今回の審査会に向け、私なりに心掛けてきたことを記します。僭越ではございますがご参考になる点があれば幸甚に存じます。それは「1回の稽古を大事にする」です。ありきたりですが、具体的にいうと私自身は次の2点に注力しました。
1点目は「アドバイスを素直に受け入れる」です。自分の剣風と違う角度のアドバイスを頂く場面もあると思いますが、その場合でもそのアドバイスを自分の剣風にどうアレンジして組み入れるか、それを次の稽古に活かせるか。巷では40歳を超えるとなかなかアドバイスを頂けませんが、都田会は比較的アドバイザーが多い方だと思います。そのアドバイスは審査員から見た客観的な意見と同じ。活かさないと損です。そんな思いで剣兄諸氏からのアドバイスを頂戴していました。
2点目は「稽古メモを残す」です。多くの社会人は週1〜2回の稽古回数だと思います。この回数で上達しようと思うと、前回出来たこと、感じた改善点を次の稽古で忘れずに活かし切ることが大切だと感じていました。その為には稽古後に短文かつ主観的で良いので簡単なメモを残しています。最初はノートに、今はスマホのメモ機能に入れて、次の稽古の直前に見返しています。あまり丁寧に書くと長続きし辛いので、簡単なメモ程度の内容です。剣道、特に審査会は考えて出来るものではないので、身体に染み込ませるのが一番。今後もメモを活用していこうと思っています。
今後とも微力ではありますが都筑区における剣道発展にお役に立てればと思っております。引き続きの御指導、御鞭撻を宜しくお願い申し上げます。この度は本当に有難うございました。前田直人拝」
川﨑先生
「この度、めでたく剣道七段に合格致しました川﨑です。
形審査が終わり合格と言われた際には嬉しさと共に感謝の気持ちが溢れ出ました。
七段審査に何度も何度も失敗し、一度審査から離れようかとも考えましたが、もう一回だけ頑張ってみようと諦めずに自分を奮い立たせたことが合格に繋がったのだと思っています。
荏田南中学校剣道部、高校OB会、そして、私の最大の心の拠り所都田会において、立合い稽古に付き合っていただいたこと、熱心にご指導くださったこと。そして三浦先生からの的確なアドバイス。また、家族との時間を犠牲にしていたにもかかわらず、信じて応援してくれた妻と息子…。私の合格は皆々様のおかげです。本当にありがとうございました。
私が今回の審査で意識したところは、審査直前の火曜日の稽古の際、三浦先生からアドバイスいただいた足をキビキビ動かすこと。左足に体重を乗せること。そして相手の懐に先に一歩入り打つことでした。足をキビキビ動かすことで相手の懐に早く入る事ができ、相手が先をとられて体がロックされたり、浮いたところを先に懐に入っていることで、意識することなく溜めを作れたので、相手の動きを捉える事ができ、余裕を持って狙った打ちを出すことができたことだと考察しています。偉そうにすみません…。
これから七段として恥ずかしくないよう、日々精進して参ります。家族サービスにも努めます(汗)これからも何卒宜しくお願いいたします。」
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