2024年6月29日(土)に開催された第8回横浜市各区交流東西対抗剣道大会(於:神奈川県立武道館)に、西軍として林 克英先生(佐江戸剣友会)、ヤンセン ボリス先生(都田剣友会)が出場しました。優秀選手賞を受賞されたヤンセン先生のコメントを紹介します。
この度、東西対抗剣道大会に出場させていただきました。幸運なことに、私は試合に勝つことができ、優秀選手賞も受賞しました。
今回の大会では東軍と西軍の各チームに18人の選手がいて、私は西軍の七将として出場しました。試合の際には、勝ちたい気持ちが強く、自分にプレッシャーをかけてしまい、緊張感が高まることがあります。相手よりもまずは自分と戦っています。最近の自分の試合を思い返すと、技を出す間合いが遠すぎることでした。遠間からの面は得意技ですが、間合いが遠すぎると一本にならず、勝負に逃げているように見えます。
今回は特に、相手の動きをよく読み取り、剣先で中心を取ること、そして攻める際に普段よりもう少し深く入ることに集中しました。打ちたい、勝ちたい気持ちを抑えることで、緊張感が軽減され、平常心で試合に臨むことができました。その結果、面と出鼻小手の一本を自然に出すことができました。
残念ながら西軍は負けてしまいましたが、メンタルの良い状態で試合ができ、目指している剣道に近い形ができたことを嬉しく思います。次回の試合でもこの経験を活かし、再現できるかどうかを試してみたいと思います。この度は横浜市東西対抗剣道大会に出場させていただき、ありがとうございました。
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